福島5Rの新馬戦を勝利したクラッシファイドとHドイル騎手(中央)
 
 11月11日の福島5R・2歳新馬(芝2000メートル、15頭立て、
アーキルは競走除外)は、ホリー・ドイル騎手騎乗の1番人気
クラッシファイド(牡、美浦・黒岩陽一厩舎、父
リアルスティール)が先行策から力強く抜け出し初陣を飾った。勝ちタイムは2分5秒2(良)。
     五分の発馬から手綱を動かして2番手を確保。4コーナー手前から逃げ馬をパスして先頭に躍り出ると、最後の直線でもしぶとく末脚を伸ばすと、外から
タッケンウルル(鷲頭虎太騎手)が迫るともうひと伸び。最後は2馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。
     Hドイル騎手は「まだ子供で体もまだできていなくて、本格化は来年以降だと思います。小回りで窮屈な競馬になりましたが、このメンバーでは能力が上だったので勝てたと思います」と喜んだ。
     自身の福島初勝利には「初日で初勝利を挙げられて、いいスタートを切ることができました」と笑顔。コースの印象については「小回りはイギリスにもありますが、好位につけたいのでいかにそこをうまく取れるか」と話した。