【エリザベス女王杯】宮下瞳騎手はマリアエレーナに◎ 混戦メンバーなら女王になる資格は十分

2023年11月12日 12:12

10月23日の笠松7Rをジャングルポケット・斉藤慎二さん所有のオマタセシマシタで勝った宮下瞳騎手(岐阜県地方競馬組合提供)

◆第48回エリザベス女王杯(11月12日、京都・芝2200メートル)

 先日、名古屋市教育委員会主催の女性を対象とした講演会で講師を務めました。タイトルは「『家庭』と『仕事』で実現した、わたしの思い〜母として、騎手として〜」。こういったイベントは慣れないので、すごく緊張しました。一番伝えたかったのは「女性だから諦める」をしないで生きること。涙を流して聞いていただいた受講者の方もいて、お話ができて良かったと思いました。

 今回のG1は秋華賞のリバティアイランド、天皇賞・秋のイクイノックスのような絶対的な存在がいません。混戦のメンバーだから、マリアエレーナを狙ってみます。重賞勝ちは去年の小倉記念のみですが、前走のオールカマー、春の大阪杯などで強豪牡馬を相手に大崩れはしておらず、女王になる資格は十分にあるはずです。ゆったり走れる2200メートル、直線が平坦な京都は今までの走りからベストと思うので、ここはチャンスでしょう。(名古屋競馬騎手)

 【宮下瞳の印】

◎(14)マリアエレーナ

○(3)ハーパー

▲(7)ジェラルディーナ

★(6)ディヴィーナ

△(1)ブレイディヴェーグ

△(2)ルージュエヴァイユ

△(11)ライラック

 ◆宮下 瞳(みやした・ひとみ)1977年5月31日、鹿児島市生まれ。46歳。95年10月に名古屋でデビューし、11年8月に引退。男児2人の出産を経て16年8月に現役復帰。女性騎手で国内最多の地方通算1166勝。

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