8日、中山競馬場で行われた師走S(3歳上OP、ダート1800m)は、小野次郎騎手騎乗の14番人気(単勝150.0倍)サイレンスボーイ(牡8、美浦・高木登厩舎)が、道中先頭に立ち主導権を握ると、直線では1番人気フェラーリピサをさらに突き放し、1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分51秒9(良)。さらに1馬身差の3着には6番人気サヨウナラが入り、3連単は1,338,510円の高配当となった。
勝ったサイレンスボーイは、父マーベラスサンデー、母はJRA5勝のフジノタカコトブキ(その父ホリスキー)という血統。叔母に99年阪神3歳牝馬S(GI)を制したヤマカツスズラン、叔父に今年のダービー卿チャレンジT(GIII)を制したピカレスクコートがいる。これまでに04、05年コーラルS(OP)を勝ったほか、04年アンタレスS(GIII)2着、04年武蔵野S(GIII)2着など重賞でも好走を見せていた。今回が05年コーラルS以来、約2年8か月ぶりの勝利となった。通算成30戦9勝(うち地方1戦0勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。