9日、中山競馬場で行われた2R・2歳未勝利(ダート1800m)は、柴山雄一騎手騎乗の1番人気セッカチセージ(牡2、美浦・畠山吉宏厩舎)が、4番人気タカラカリズマに5馬身差をつけて圧勝。この勝利が新種牡馬アッミラーレ産駒のJRA初勝利となった。勝ちタイムは1分57秒0(良)。さらに4馬身差の3着には7番人気メジロトランプが入った。
勝ったセッカチセージは、父アッミラーレ、母ルナソルウィンク(その父ラムタラ)。祖母が京都記念(GII)など重賞4勝のワコーチカコという血統。11月24日のデビュー戦(東京・ダート1600m)は11番人気ながら3着に好走していた。通算成績2戦1勝。
アッミラーレは父サンデーサイレンス、母がレアパーフュームS(米G2)を勝ったダジルミージョリエ(その父Carr de Naskra)という血統。現役時代は重賞勝ちこそないものの、01年欅S(OP・ダート1400m)、01年春待月S(OP・ダート2300m)を制すなどダート戦線で活躍した。通算成績18戦6勝(うち地方1戦0勝)。
初年度産駒は11頭が血統登録されており、地方では7月26日の旭川3Rでアシュフォードが産駒初勝利。中央ではセッカチセージを含めこれまで5頭が出走している。