現地時間9日、香港・シャティン競馬場で行われたグローバルスプリントチャレンジ(GSC)最終戦・香港スプリント(3歳上、香G1・芝1200m)は、G.モッセ騎手騎乗のセイクリッドキングダム Sacred Kingdom(セン4、香・P.イウ厩舎)が、後方追走から直線半ばで先頭に立つと、昨年の覇者アブソリュートチャンピオン Absolute Championに2.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分08秒4(良)。さらに1/2馬身差の3着にロイヤルディライト Royal Delightが入った。GSCのチャンピオンがかかっていた(2着以内で決定)ミスアンドレッティ Miss Andrettiは10着に敗れた。
勝ったセイクリッドキングダムは、父Encosta de Lago、母Courtroom Sweetie(その父Zeditave)という血統の豪州産馬。06年12月のデビューから5連勝を飾り、今年10月のシャティンスプリントT(香LG3・芝1000m)で重賞初制覇。続く国際スプリントトライアル(香LG2・芝1200m)をレコードで制してここに臨んでいた。通算成績9戦8勝(重賞3勝)。