早くも12月は後半戦突入。今年も馬券総決算の時期になってきました。今週も開催は「中山・阪神・中京」の3場。重賞は、土曜日に牝馬限定のハンデ戦・ターコイズS(GIII・中山・芝1600m)。そして日曜日に2歳GI・朝日杯FS(阪神・芝1600m)が行われます。
やはり注目はGI・朝日杯FS。先週のGI・阪神JFと同様、無敗でここに駒を進めてきた馬も数頭いるかなり豪華なメンバーとなりました。来年の3歳クラシックロード、さらにはマイルなどのGI戦線を占う意味でも見逃せないレースになりそうです。
それでは、今年の出走メンバーを確認しておきましょう。
まずは前走・秋明菊賞(1勝クラス・京都・芝1400m)1着のダノンマッキンリー (牡2・栗東・藤原英昭厩舎)。現在2戦2勝。C.ルメール騎手に乗り替わりということもプラス要素で人気になりそうです。
対するは、こちらもデビュー以来2連勝中、前走デイリー杯2歳S(GII・京都・芝1600m)1着のジャンタルマンタル(牡2・栗東・高野友和厩舎)。こちらは川田将雅騎手に乗り替わっての参戦です。
さらには前走東京スポーツ杯2歳S(GII・東京・芝1800m)1着のシュトラウス(牡2・美浦・武井亮厩舎)。同馬はこれまで3戦すべて違う外国人騎手鞍上でした。今回はT.マーカンド騎手の手綱で挑みます。
ほかにも前走札幌2歳S(GIII・札幌・芝1800m)1着セットアップ(牡2・美浦・鹿戸雄一厩舎)。前走コスモス賞(OP・札幌・芝1800m)1着エコロヴァルツ(牡2・栗東・牧浦充徳厩舎)。これ以外にも前走好走をしている馬たちが参戦。まだ能力の見極めの難しいメンバーだけに波乱も期待できそうな一戦となりそうです。
こんなときにチェックしておきたいのが、netkeibaオリジナル『調子偏差値』。
出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツールです。激走する可能性のある人気薄、危険な人気馬も数値で判定可能。特に調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップ。まさに馬券作戦の心強い味方といえるでしょう!
それでは12月15日(金)に出た『朝日杯FS』の調子偏差値速報をお届けしましょう。
まず今回は「急上昇」の馬が2頭登場しています。どちらも面白そうな存在となりそうです。
現在1番人気が予想されているジャンタルマンタルは偏差値75で堂々の1位になっています。これまで偏差値60台で連勝していた馬がさらに調子を上げてきていると判断しても良さそうです。
2番人気が予想されるダノンマッキンリーは偏差値71で5位。こちらも過去2戦は偏差値60台での連勝。この馬も調子は上がっているということでしょう。3番人気が予想されるシュトラウスは偏差値75での3位。こちらは前走1着時と同値で、調子落ちはなさそうです。
気になるところとしては、ジャンタルマンタルとシュトラウスに挟まれた偏差値2位の馬。これがまったくの人気薄なので、来れば大波乱となるでしょう。
あなたの本命馬はどんな偏差値なのか? この機会に『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょう。
なお日曜日中山11レース・ディセンバーS(L・芝1800m)の調子偏差値は無料でご覧いただけます。
※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。