【新馬戦総括】A評価は芝＆ダートから1頭ずつ。阪神芝2000メートル戦のオーロラエックスは3角4番手以内の馬が掲示板を占める展開の中、同9番手から馬群の外を回って差し切った。着差(半馬身)以上に評価できる勝ちっぷりだ。騎乗した松山も「凄く強い内容。これからが楽しみ」と期待を寄せた。牝馬ながらスタミナは豊富。来年のオークス候補として注目していきたい。

　ダート戦からは勝ち時計優秀なウィンドフォールをピックアップ。1分54秒4は中山ダート1800メートルの2歳新馬戦で良馬場に限れば史上2位。過去最速の1分53秒4だったホウオウルーレット、1分54秒7で3位タイのカフェファラオ＆デアフルーグはオープンクラスまで出世しており、順調に成長すれば大舞台での活躍を期待できる。