22日、中山1R・2歳未勝利(牝、ダート1200m)で4番人気ローテカリーノ(牝2、美浦・国枝栄厩舎)が優勝。同馬に騎乗していた蛯名正義騎手(38、美浦・フリー)は、自身6度目となるJRA年間100勝を達成した。今年のJRA年間100勝は、岩田康誠騎手、武豊騎手、安藤勝己騎手、後藤浩輝騎手、田中勝春騎手、横山典弘騎手、藤田伸二騎手、中舘英二騎手に続く9人目で、これはJRA史上最多記録となる。
同騎手は87年にデビュー。これまでに96年天皇賞・秋(バブルガムフェロー)、98年ジャパンC(エルコンドルパサー)、99年安田記念(エアジハード)、01年有馬記念(マンハッタンカフェ)など、GI・12勝を含むJRA重賞76勝を挙げている。22日中山1R終了時点の通算成績はJRA12697戦1588勝、地方248戦38勝。
【コメント】
「あと1勝で100勝というのが分かっていたので、早いタイミングで達成できてほっとしています。怪我なく無事に乗ることの積み重ねがこのような成績につながったのだと思います。勝利数が2桁と3桁では印象が違うので、100勝をあげて新年を迎えられるのは嬉しいです。明日、まだ大一番が残っているので、頑張りたいと思います」