【POG】弥生賞ディープ記念の出走想定メンバーもハイレベル!ほかにボンドガールの近況もお届け(美浦発)

2024年02月03日 12:05

ダノンエアズロックが制したアイビーSの口取り式

 競馬新聞「馬サブロー」のPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 週末の都内は雪になる可能性があるとのこと。第1回東京開催は雪の影響を受けることが多く、2014年には開催の半分が順延になるような事態も起こりました。予定通りに行われることが一番…そんな思いがより募る時季です。

 さて、今週が芝で行われる新馬戦の最終週。ギリギリではありますが、ここからクラシックに駒を進める可能性もありますし、しっかりとレースを見ていきたいと思います。良血も多数出走していますし、どうなりますか。楽しみです。

 昨秋のアイビーSを勝って放牧に出ていたダノンエアズロック(牡、堀)の次走が弥生賞ディープインパクト記念(3月3日・中山、芝2000m)と発表がありました。昨年は僚馬タスティエーラがこのレースを勝ってダービー馬に飛躍しましたし、今年も有力馬が集まりそうです。鞍上は短期免許で来日中のキング。このテキストの下に、現時点での出走予定馬を紹介していますが、ここで結果を出せればクラシックでの活躍を保証されてもおかしくないようなメンバー。楽しみしかありません。

◆弥生賞ディープインパクト記念

サンライズジパング(牡、音無)

シャンパンマーク(牡、蛯名正)

シュバルツクーゲル(牡、鹿戸)

シリウスコルト(牡、宗像)

シンエンペラー(牡、矢作)

ストーンズ(牡、友道)

ダノンエアズロック(牡、堀)

トロヴァトーレ(牡、鹿戸)

ニシノフィアンス(牡、竹内)

 いやいやいや、こうやって馬名を並べてみるとすごいですね。クラシック戦線は、同じくハイレベルメンバーの共同通信杯組VS弥生賞ディープ記念組となってしまうのでしょうか?それとも他のレースからスター候補が現れるのか-。もしくは、皐月賞参戦を表明した牝馬レガレイラ(木村)が牡馬をなで切ってしまうのか。馬券を買わなくても楽しめるクラシック戦線となりそうです。

 それと、阪神JFを回避し休養しているボンドガール(牝、手塚)について師に近況を聞いてみました。「馬はだいぶ良くなっていい方向に向かっていますよ。桜花賞(4月7日・阪神、芝1600m)には使えそうだけど、直行になるか前哨戦を使うかはもう少し様子を見て決めます」とのこと。直行だと賞金的に出走できるかどうかという部分はありますが、馬は順調に来られているようなので、また続報を待ちたいところです。

 ちなみに、先週クォーツァイト(牝、斎藤誠)が勝利を挙げたことでボンドガールが勝った新馬戦は8着までの馬が勝ち上がったことに。改めて、とてつもないレベルの新馬戦だったと感じます。ぜひとも桜花賞で、チェルヴィニア(牝、木村)やコラソンビート(牝、加藤士)との再戦を見たいものです。(馬サブロー美浦支局・木村拓人)

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