秋の女王決定戦への切符をかけた一戦 アイルランドTは大型馬に要注意

2025年10月12日 07:00

昨年の府中牝馬Sはブレイディヴェーグが制した(24年10月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん)

 日曜東京メインはアイルランドトロフィー(3歳上牝・GII・芝1800m)。ここでは15年から24年まで同時期に同舞台で行われていた府中牝馬Sの人気別、脚質別、枠順別、血統別、馬体重別の成績から、傾向を探りたい。

 まずは人気別だが、1番人気は【2-3-2-3】、2番人気は【1-2-2-5】なので、ともに合格点だ。ただ、3番人気から8番人気あたりまでは大差なし。2桁人気が馬券に絡んだことも4回あるので、穴狙いもアリといえる。続いて枠順別は内外フラット。脚質別も先行と差しで極端な差はないが、あえてどちらかを選ぶなら、終いのしっかりした馬を狙いたい。

 血統別ではハーツクライ産駒が【1-3-0-7】、オルフェーヴル産駒が【0-1-2-4】と健闘している。また、馬体重別では500kg以上の大型馬が【0-0-2-14】と連対なし。3番人気以内に推された馬が2頭も含まれていることを考えると、物足りない成績といえるだろう。

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