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GI馬が苦戦している中山記念 ソールオリエンスがジンクスに終止符打つか

2024年02月23日 08:00

昨年の皐月賞以来の勝利を目指すソールオリエンス(昨年4月撮影、ユーザー提供:keiuskeさん)

 昨年の皐月賞馬のソールオリエンス(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)が、中山記念(4歳上・GII・芝1800m)で重賞3勝目を狙う。

 ソールオリエンスは父キタサンブラック、母スキア、母の父Motivatorの血統。ここまで7戦3勝。デビューから無傷の3連勝で皐月賞を制し、半兄ヴァンドギャルドが手の届かなかったGIのタイトルを獲得。しかし、その後は日本ダービーがタスティエーラにクビ差及ばずの惜しい2着。秋を迎えてセントライト記念が2着、菊花賞が3着と惜敗が続き、古馬との初対決となった前走の有馬記念では自身初の馬券圏外となる8着に沈んだ。リフレッシュ放牧を挟んでの始動戦となる今回は、田辺裕信騎手との初コンビ。春の大舞台に向けて、何としても結果が欲しい一戦となる。

 あえて気になるデータを挙げるなら、中山記念でGI馬が苦戦傾向にあることだ。GI馬が中山記念を制したのは、16年のドゥラメンテが最後。17年以降の近7年では延べ21頭が出走して3回ある2着が最高着順となっている。ソールオリエンスは負のジンクスに終止符を打ち、久々のタイトル獲得となるか。その走りに要注目となる。

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