日経新春杯、アドマイヤモナークが重賞初制覇

2008年01月20日 15:45

 20日、京都競馬場で行われた日経新春杯(4歳上、GII・芝2400m)は、安藤勝己騎手騎乗の3番人気{horse=2001103371:アドマイヤモナーク}(牡7、栗東・松田博資厩舎)が、中団追走から直線に向いて鋭く追い込み、2番人気ダークメッセージに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分27秒4(良)。さらに3/4馬身差の3着には12番人気テイエムプリキュアが入った。1番人気のアドマイヤジュピタは4着。

 勝ったアドマイヤモナークは、父ドリームウェル、母スプリットザナイト(その父トニービン)。伯父に95年目黒記念(GII)、96年日経新春杯を制したハギノリアルキングがいる血統。01年セレクトセール当歳にて2200万円(税抜)で落札されている。

 03年10月にデビューし、9戦目で初勝利。その後も芝の長距離戦で勝ち星を重ね、06年3月のサンシャインS(1600万下)を勝ってオープン入りを果たした。昇級後は昨年の七夕賞(GIII)2着、ステイヤーズS(GII)3着などの活躍があり、今回が重賞初制覇となった。通算成績38戦7勝(重賞1勝)。

 鞍上の安藤勝己騎手は昨年のトウカイワイルドに続くこのレース連覇。JRA重賞はダイワメジャーで制した昨年のマイルCS(GI)以来の通算55勝目となった。また、管理する松田博資調教師はアドマイヤムーンで制した昨年のジャパンC(GI)以来のJRA重賞制覇で通算41勝目となった。

 なお、ドリームウェル(牡13、父Sadler's Wells)産駒はJRA重賞初制覇。ドリームウェルは03年に日本を離れ、現在はフランスで種牡馬生活を送っている。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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