ダート中長距離重賞で活躍のテリオスベルが抹消 今後は北海道で繁殖馬に

2024年03月14日 19:02

22年のクイーン賞を制したテリオスベル(撮影:高橋正和)

 22年クイーン賞、23年ブリーダーズゴールドCと重賞2勝を挙げ、ダートの中長距離路線で活躍したテリオスベル(牝7、美浦・田島俊明厩舎)が14日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道日高郡新ひだか町の野坂牧場で繁殖馬となる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。

 テリオスベルは父キズナ、母アーリースプリング、母の父クロフネの血統。叔母に短距離GI・2勝のカレンチャンがいる。

 本馬は19年7月に福島競馬場でデビュー。翌年3月に待望の初勝利を挙げると、以降も距離を延ばしながらコンスタントに勝ち星を重ねる。22年4月の下総Sを制してOP入りを果たすと、続くスレイプニルSも快勝。その後はダート中長距離重賞で存在感を放ち、22年クイーン賞、23年ブリーダーズゴールドCと、2つのタイトルを手にした。

 23年、24年のダイオライト記念で2年連続2着になるなど、牡馬のトップクラス相手にも互角の走りを披露。レース序盤から豪快にマクって先手を奪う個性的なレーススタイルで、多くのファンをひきつけた。通算成績は41戦7勝(うち重賞2勝)。

(JRAのホームページより)

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