27日、京都競馬場で行われた7R・4歳上500万下(芝1600m)に、良血馬キャプテンベガ(牡5、栗東・松田博資厩舎)が、安藤勝己騎手騎乗の1番人気で出走。中団追走から直線で鋭い追い込みを見せ、7番人気グッドキララに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒7(良)。さらに1馬身差の3着には10番人気エイワンキセキが入った。
キャプテンベガは、父サンデーサイレンス、母が93年に桜花賞(GI)、オークス(GI)を制したベガ(その父トニービン)という血統。全兄に99年のダービー馬アドマイヤベガ、00年セントライト記念(GII)の勝ち馬アドマイヤボス、半兄にJBCクラシック(交流GI)3連覇を含むGI・7勝を挙げたアドマイヤドン(父ティンバーカントリー)がいる。
05年10月のデビューから3戦目(京都・ダート1800m)で初勝利。500万下(京都・芝2400m)も連勝し、若葉S(OP)でも2着に入った。しかし皐月賞(GI)は13着、続く白百合S(OP)も12着とそれぞれ惨敗。その後約1年半の休養に入り、今回が休み明け3戦目だった。通算成績10戦3勝。