【ドバイGS】コスモバルク以来の快挙なるか 兵庫のイグナイターが参戦

2024年03月28日 18:30

昨年のJBCスプリントを制したイグナイター(昨年11月撮影、ユーザー提供:フォスさん)

 コスモバルク以来2頭目の快挙なるか。昨年のJBCスプリント覇者のイグナイター(牡6、兵庫・新子雅司厩舎)が、ドバイゴールデンシャヒーン(3歳上・G1・ダ1200m)で海外GI初制覇を狙う。

 イグナイターは父エスポワールシチー、母ビアンコ、母の父ウォーニングの血統。2歳秋にJRAでデビュー勝ちを決めたが、3歳春に大井に移籍。夏に園田へ移ると快進撃が始まった。4歳春に黒船賞、かきつばた記念を連勝。5歳春にさきたま杯でダートグレード3勝目を挙げると、秋のJBCスプリントでダートスプリント王の座に就いた。6歳となり、今年初戦のフェブラリーSは11着に沈んだが、展開不向きに加えて、結果的にマイルも長かった。今回は初の海外遠征となる点がカギだが、距離は得意の1200m。当然、巻き返しがあっていい。

 これまでに国際GIに参戦した地方馬では、06年のシンガポール航空国際Cをコスモバルクが制している。一方、ドバイに限れば、05年ドバイWCで6着だったアジュディミツオー以来、19年ぶり2頭目のチャレンジとなる。イグナイターの鞍上はJBCスプリント以来、2戦ぶりのタッグとなる笹川翼騎手。役者は揃った。歴史的勝利なるか胸が高まる。

【地方馬の国際GI成績】
・05年ドバイWC…6着アジュディミツオー
・06年シンガポール航空国際C…1着コスモバルク
・07年シンガポール航空国際C…2着コスモバルク
・08年シンガポール航空国際C…6着コスモバルク
・19年チャンピオンズ&チャターC…8着ハッピーグリン
・23年サンタアニタダービー…2着マンダリンヒーロー
・23年ケンタッキーダービー…12着マンダリンヒーロー

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