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幸大斗くんがJRA競馬学校に入学 父英明騎手の背中を追いかけて 3度目の受験で掴んだ夢への切符

2024年04月03日 06:00

 父の幸英明(左)に激励される大斗くん

 JRA競馬学校・騎手課程第43期生の入学式が2日、千葉県白井市の同校で行われ、JRA所属である幸英明騎手(48)=栗東・フリー=の長男・幸大斗くん(17)と、萱野花音さん(15)、田中美海さん(18)、山田仁菜さん(15)の女性3人を含む9人が晴れの日を迎えた。

 諦めず、努力し続けてつかんだ夢への切符だ。幸大斗くんはJRAの幸英明騎手の長男。競馬学校受験は3度目で合格となり、晴れの日を迎えた。中学を卒業してからは騎手になるため、最初の1年はスクールに通い、その後は乗馬クラブの先生のところで住み込みで馬に携わる生活を送った。

 熱望した騎手への道。大きな影響を与えたのは父親の存在だ。「小さな頃に競馬場へ連れて行ってもらい、大勢の人前で堂々としている父の姿を見てかっこいいと思いました」と騎手を目指したきっかけを語る。勝ちたいレースは「牝馬3冠の桜花賞、オークス、秋華賞です」と父が03年にスティルインラブとのコンビで勝利したレースを挙げる。大斗くんにとって英明騎手は父であり、憧れの人でもある。

 息子の晴れ姿を見届けた英明騎手は、「3回目での合格だったので、ホッとしているのとうれしい気持ちです」と素直な感想を述べる。どんな騎手になってほしいかについては、「武豊さんです。騎乗技術だけではなく、人間的にも素晴らしい人。豊さんをお手本にして頑張ってほしいです」と自身が尊敬するレジェンドの名前を挙げる。騎手、そして人としても大きくなってほしいという願いが込められている。

 大斗くんはこれから3年間の学校生活が始まる。「同期9人で一緒に馬と向き合って、高め合っていきたいです」と前を向く。父の背中を追って夢への第一歩を踏み出す。

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