98年のベルモントS(米G1)を勝ち、米・ケンタッキー州のウインスターファームで種牡馬生活を送っていたヴィクトリーギャロップ Victory Gallop(牡13)が、今シーズンからトルコ・トルコナショナルスタッドで繋養されることがわかった。
Victory Gallopは、父Cryptoclearance、母Victorious Lil(その父Vice Regent)という血統のカナダ産馬。現役時代はベルモントS、99年ホイットニーH(米G1)など重賞5勝を含む17戦9勝の成績を残した。種牡馬入り後は、ボウモントS(米G2)を勝ったVictory U.S.A.のほか、日本ではエイシンドーバー(京王杯SC-GII、阪急杯-GIII)、エイシンロンバード(武蔵野S-GIII)と、2頭の重賞勝ち馬を輩出している。
トルコではManila(BCターフ-米G1)、Sea Hero(ケンタッキーダービー-米G1)、Strike the Gold(ケンタッキーダービー)、Marlin(アーリントンミリオン-米G1)などの名馬が種牡馬生活を送っており、日本産馬ディヴァインライト(父サンデーサイレンス)も今年から繋養される予定となっている。