検索メニュー

  • クラブ馬分析
  • 募集馬検索
  • 血統検索
  • 条件別検索

詳細検索

  • 性別
  • 馬齢
  • 生産者 指定なし
  • 馬主名 指定なし

生産者

クリア
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
Y
Z

馬主名

クリア
A
B
C
D
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
R
S
T
U
V
W
X
Y

藤岡康太騎手が死去 「本当に好きなことを職業にできている僕らって、実は結構幸せ」原点を思い出させてくれた言葉【悼む】

2024年04月12日 06:00

 ナミュールとマイルCSを制し、大きく拳を突き上げる藤岡康太さん=2023年11月19日、京都競馬場

 JRAは11日、先週土曜の阪神競馬7Rでの落馬事故で入院していた藤岡康太騎手=栗東・フリー=が10日午後7時49分に死去したと発表した。35歳。JRA騎手の落馬による死亡事故は04年の竹本貴志騎手以来で20人目。G12勝を誇る人気ジョッキーのあまりに短過ぎる人生に、競馬界が悲しみに包まれた。

  ◇  ◇

 弟と同じ1988年生まれ。個人的な親近感も手伝い、競馬担当になった頃から気が合う存在だった。食事やカラオケで盛り上がったり、忘年会で一緒に羽目を外した夜も。あの屈託のない笑顔がもう見られないと思うと、たまらなくさみしい。

 普段のノリの良さと、仕事への誠実さ。そのギャップが魅力的で、関係者の信頼も厚く、心から尊敬できる男だった。数年前の北海道の夜。彼がしてくれた話を昨日のことのように覚えている。

 「僕はなりたくてジョッキーになりましたし、それを今、仕事にできていますからね。大西さんも好きで記者になったんですよね?本当に好きなことを職業にできている僕らって、実は結構幸せだと思うんですよ」

 しんどい時、自分の原点を思い出させてくれたこの言葉には何度も救われた。デスクとなり現場を離れた私が、ヘルプでトレセンに最後に取材に行ったのが昨年6月。いつもの笑顔で第1子が生まれたことを教えてくれたのが、対面での最後の会話になってしまった。大好きな騎手という仕事で輝く父の姿を、息子さんにもっと見せられたはずなのに…。私は今もなお、早過ぎる別れを現実として受け入れられずにいる。(デイリースポーツ・大西修平)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。