3連勝を目指すイゾラフェリーチェ(今年2月撮影、ユーザー提供:ヴェロニカグレースさん)
勢いに乗って樫切符獲得なるか。GIを3勝した
エフフォーリアの半妹となる
イゾラフェリーチェ(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、日曜東京11Rのスイートピーステークス(3歳牝・リステッド・芝1800m)で3連勝を狙う。
イゾラフェリーチェは父
サトノクラウン、母ケイティーズハート、母の父ハーツクライの血統。半兄の
エフフォーリアは21年の皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念の覇者。半姉の
ペリファーニアは昨年の桜花賞で3着だった。曾祖母は名繁殖牝馬の
Katiesなので、
ヒシアマゾンやアドマイヤムーン、
スリープレスナイトと同じ一族となる。
ここまで3戦2勝。昨年10月の新馬(東京芝2000m)は好位から伸びを欠いて5着だったが、初ダートとなった前々走の未勝利(中山ダ1800m)を楽勝した。そして前走では再び芝のデイジー賞へ。スローペースの逃げから後続を振り切り、2連勝を決めた。
今回は前に行きたい馬が揃ったが、逃げて良し、控えて良しのタイプなので問題ない。兄の主戦を務めた横山武史騎手とはデビュー戦以来、3戦ぶりのタッグ。オークスで兄妹クラシック制覇の偉業を達成するためにも、ここは負けられない一戦となる。