半兄にあたる21年日本ダービー覇者のシャフリヤール(21年5月撮影、ユーザー提供:川合絢三さん)
待ちに待ったデビュー戦だ。
シャフリヤールや
アルアインの半弟となる
シャハザマーン(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)が、土曜京都5Rの3歳未勝利(芝2200m)で初陣Vを狙う。
シャハザマーンは父
ドゥラメンテ、母ドバイマジェスティ、母の父
Essence of Dubaiの血統。母は10年のBCフィリー&メアス
プリントの覇者。半兄の
アルアインは17年の皐月賞と19年の大阪杯、同じく
シャフリヤールは21年の日本ダービーと22年のドバイシーマクラシックを制している。
昨秋にデビュー直前までいったが、調教中のアク
シデントで外傷したため放牧へ。3月に栗東に戻ってきてからは順調に追い切りをこなし、ようやくの初陣となった。既走馬相手のレースとなるのは多少なりともハンデ。とはいえ、CWでは好時計を出しているので、相当なポテンシャルを秘めていることは間違いない。
鞍上は
アルアインとのコンビで皐月賞を制した松山弘平騎手。この日から実戦復帰の頼れる相棒とともに、しっかりと勝利をつかみ取りたい。