フラワーCを制したミアネーロ(今年3月撮影、ユーザー提供:kouBBさん)
父
ドゥラメンテの3連覇をかけて、フラワーC覇者の
ミアネーロ(牝3、美浦・林徹厩舎)がオークス(3歳牝・GI・芝2400m)に挑む。
ミアネーロは父
ドゥラメンテ、母ミスエーニョ、母の父Pulpitの血統。母は09年の米G1デビュターントSの覇者。半姉の
ミスエルテは16年のファンタジーSを制している。そして同じく
ミファヴォリートは先月の三条Sを制し、オープン昇級を果たした。
ここまで3戦2勝。昨年9月の新馬(中山芝1800m)でデビュー勝ち。続く菜の花賞は直線で前が壁になるなど、終始スムーズさを欠いて5着に終わったが、前走のフラワーCで重賞初制覇を果たした。まだまだ気性面の幼さは目立つが、それだけに2戦2勝と好相性の津村明秀騎手が手綱をとるのは心強い。
ドゥラメンテ産駒は一昨年の
スターズオンアース、昨年の
リバティアイランドとオークスを2連覇中。昨年は15番人気の
ドゥーラも3着に食い込み、レース相性の良さを示した。
ミアネーロが勝てば、サンデーサイレンスやディープインパクトも成し得なかったオークス3連覇となる。亡き父の名声をさらに高めることができるか、その走りに注目したい。