◆梅田智之調教師(15日・堀尾)
来週の葵S(25日・京都、芝1200m)へ2頭出しする梅田厩舎。橘S2着のペアポルックス(牡3歳)について、師は「序盤の先行争いでゴチャゴチャして、スムーズな競馬ができなかった」と回顧した上で「1200mになるのはプラス」と1F短縮を歓迎する。アスクワンタイム(牡3歳)に関しては「58キロを背負いながら見せ場をつくった前走できっかけはつかめた。ゲート内で遊んでいたので、しっかり練習した。うまく出れば」と重賞ウィナーの復活に手応えをつかんでいた。
◆ビザンチンドリーム(15日・城谷)
皐月賞で13着と初めて敗戦を喫したビザンチンドリーム(牡3歳、栗東・坂口)が、来週の日本ダービー(26日・東京、芝2400m)での巻き返しに向けて、栗東CWで新コンビとなる西村淳を背に併せ馬を消化。
先行するデアデルマーレ(4歳1勝クラス)を目標に順調に追走していたが、直線で少し気の悪さを見せて並び掛けるのにひと手間掛かり、最後は併入でフィニッシュ。6F82秒5-37秒8-11秒4(G前仕掛け)をマークしたが、相変わらず子どもっぽい面が抜け切っていない印象だった。並び掛ける際の脚は迫力十分で、ポテンシャルの高さ&状態の良さは見せているが、実績馬と比較するとどうしても幼さが気になってしまう。
◆サンライズアース(15日・掛札)
次週の日本ダービー(26日・東京、芝2400m)を予定するサンライズアース(牡3歳、栗東・石坂)がこの日、新コンビの池添を背に栗東CWに登場。道中は前を行くスマートヌーメン(3歳未勝利)を見る形で進み、直線で内から並び掛けると、最後は1馬身先着でフィニッシュした。
6F79秒5-37秒1-11秒6(一杯)の自己ベストを記録。12着に終わった皐月賞では4角で外に逃げる幼さを見せたが、きょうの追い切りではスムーズに走ることができていた。現状は2分の1の抽選対象。前走は力を出し切った敗戦ではないだけに、出走がかなえば狙ってみたい。
◆ジャスティンミラノ(15日・竹原)
次週の日本ダービー(26日・東京、芝2400m)に出走予定の皐月賞馬ジャスティンミラノ(牡3歳、栗東・友道)が、栗東CWで荻野琢を背に1週前追い切り。時計は6F81秒6-36秒0-11秒3(強め)。ロードフォアエース(3歳オープン)と併入、ジュンツバメガエシ(4歳1勝クラス)に0秒6先着した。2頭を大きく追走すると、直線で並び掛けて鋭く伸びてきた。日曜にも速い時計を出しており、前走後も動きは活気十分。好調を堅持している。
◆アーバンシック(15日・常木)
来週の日本ダービー(26日・東京、芝2400m)に出走予定のアーバンシック(牡3歳、美浦・武井)が、美浦Wで1週前追い切りを行い、6F82秒6-11秒1をマークした。手綱を取った横山武は「動きは良かったですし、幼さが解消してきて、少しずつ成長しています。このまま無事にレースを迎えられればいいですね」と大一番に向けて順調な調整ぶりをアピールした。
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