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【日本ダービー】17年ぶり4頭目の牝馬Vへ レガレイラが牡馬撃破なるか

2024年05月22日 20:00

牝馬として4頭目の日本ダービー制覇を目指すレガレイラ(今年4月撮影、ユーザー提供:ナオンタスさん)

 自慢の末脚で牡馬撃破なるか。ホープフルS覇者のレガレイラ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)が、日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)で牝馬として17年ぶり4頭目の戴冠を目指す。

 レガレイラは父スワーヴリチャード、母ロカ、母の父ハービンジャーの血統。母は故障や喉の疾患で素質開花とはいかなかったが、14年阪神JFでは1番人気に支持された大器だった。また、半兄ドゥラドーレスは一昨年の菊花賞の4着馬。曾祖母は名繁殖牝馬のウインドインハーヘアなので、ディープインパクトやレイデオロ、同じく3歳ではステレンボッシュやアーバンシックと同じ一族となる。

 ここまで4戦2勝。昨年のホープフルSを豪快に差し切り、牝馬で史上初めて2歳混合GIを制した。休み明けだった前走の皐月賞は後方から追い上げたものの、ジャスティンミラノから0秒5差の6着。ただ、上がり3Fはメンバー中最速タイだったので、悲観する内容ではなかった。広い東京に替わる今回、鞍上も主戦のルメール騎手に戻るので、巻き返しが期待される。

 37年のヒサトモ、43年のクリフジ、07年のウオッカに続き、史上4頭目の偉業なるか。競馬史に新たな1ページが刻まれることを期待したい。

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