ドリームコアの母のノームコア(19年12月撮影、ユーザー提供:よっしーさん)
名牝
ノームコアの2番仔となる
ドリームコア(牝2、美浦・萩原清厩舎)が、土曜東京5Rの2歳新馬(牝・芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。
ドリームコアは父
キズナ、母ノームコア、母の父
ハービンジャーの血統。母は19年のヴィクトリアマイル、20年の香G1・香港Cの覇者。半兄で3歳の
シルバーレインは既に2勝を挙げている。さらに叔母の
クロノジェネシスは19年の秋華賞、20年と21年の宝塚記念、20年の有馬記念とGIを4勝。遡れば4代母は
ラスティックベルなので、フサイチリシャールや
フサイチエアデール、
ライラプスや
ビザンチンドリームと同じ一族となる。
ここまで坂路とWを併用して乗り込まれ、好時計を連発している。とりわけ11日の坂路でマークしたラスト1F11秒9は同日の2番時計タイだった。そして鞍上は母が19年のヴィクトリアマイルを制した時のパートナーであるD.レーン騎手。万全の態勢といえるだけに、来春が楽しみになるような圧巻のデビューVを期待したい。