2つ目のGIタイトルを目指すセリフォス(22年11月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)
史上4組目の偉業なるか。
セリフォス(牡5、栗東・中内田充正厩舎)など4頭が、安田記念(3歳上・GI・芝1600m)で父仔制覇を目指す。
今年で74回目を迎える安田記念だが、これまでに父仔制覇は3組のみ。父ヒシマサル(59年)→仔ヒシマサヒデ(66年)、父ニホンピロウイナー(85年)→仔ヤマニンゼファー(92年、93年)、父エアジハード(99年)→仔
ショウワモダン(10年)が達成している。
今年は4頭が挑む。最有力候補はダイワメジャー産駒の
セリフォス。昨年は惜しくも2着だったが、ここで2つ目のGIタイトル獲得となるか。そして
ロードカナロア産駒は
ダノンスコーピオン(牡5、栗東・福永祐一厩舎)と
レッドモンレーヴ(牡5、美浦・蛯名正義厩舎)の2頭出し。代表産駒の
アーモンドアイは19年が3着、20年が2着と、なぜか安田記念に縁がなかったが、今年の2頭はどうか。そして
ジャスタウェイ産駒は
コレペティトール(牡4、栗東・中竹和也厩舎)がエントリー。上がりがかかった方がいいタイプなので、父が勝った14年と同じように道悪になった方がいいかもしれない。
人気馬あり、伏兵ありの4頭。それぞれがどんな走りを見せるか注目したい。