京都芝は高速決着 持ち時計のあるピンハイに要注意

2024年06月15日 19:30

重賞初制覇を狙うピンハイ(昨年12月撮影、ユーザー提供:べべさん)

 土曜は3場揃って芝ダートともに良だったが、日曜は雨の影響に注意を払いたい。まずは東京から。土曜夜から日曜早朝にかけて雨が降る予報なので、すぐに乾く芝はともかく、ダートは湿り気が残る。土曜の芝はスローが多く、ある程度の位置で運んだ馬が優勢だった。Dコースに替わった分、先週に比べると内外はフラットだが、ペース次第で差し馬の出番もある。ダートは土曜に限ると、前々で運んだ人気馬同士の決着が多かった。

 続いて京都。夜中に少し降るかもしれないが、大きな影響はない。芝はDコース替わりで超高速化。極端に前有利というわけではないが、明らかに外が伸びていた先週とは全く違う馬場となっている。ダートはペース次第で中団以降の組にも出番がある。

 最後に函館。昼過ぎから雨が降る予報で、どれぐらい馬場に影響するかは何とも言えない。土曜の芝は先週に比べると差しが届きやすくなっていた。展開重視でいい。ダートは小回りらしく逃げ先行馬が残りやすい。

【注目馬】
東京11R・リチュアル…格上挑戦のベルウッドグラスの単騎逃げならペースは落ち着く。前走と同じように、好位からの粘り込みを期待したい。

京都11R・ピンハイ…高速決着が必至とあって、速い持ち時計があるのは大きな武器だ。ロスなく運べる3番枠もグッド。54kgも恵まれた印象だけに、初タイトルに手が届いていい。

函館11R・ラキエータ…徐々に外差しが決まり始めた馬場は歓迎。函館芝を掌握している武豊騎手の手綱も心強い。

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