第1回セレクトセールで最初に馬を買ったのは? サンデーサイレンス産駒の牡馬に4200万円

2024年06月26日 17:00

金子真人オーナー(撮影:下野雄規)

 北海道苫小牧のノーザンホースパークで7月8日(月)、9日(火)に行われる「セレクトセール2024」。毎年多くの活躍馬を送り出す日本最大級のセリ市の開催を前に、セレクトセールをより楽しむための情報や過去の出来事を紹介。今回はセレクトセール最初の落札者を紹介する。

 今年で27回目を迎えるセレクトセールだが、第1回の98年の上場番号1番は「ウェイブウインドの98」だった。4200万円(税抜)で競り落としたのは金子真人氏。後にジェントルウインドと名付けられたサンデーサイレンス産駒は、28戦3勝の成績を残している。

 金子オーナーはセレクトセールの歴史を語る上で欠かせない存在だ。黎明期には「アドマイヤ」の近藤利一氏、「フサイチ」の関口房朗氏の3人とともに「キンコンカン」と呼ばれ、多くの高額馬を落札。その中からディープインパクト、キングカメハメハといった歴史的名馬が登場した。その後は父としてセールを盛り上げる存在に。そして現在はその産駒たちが後継種牡馬としてセールを作り上げている。

 金子オーナーは今年、どの馬を落札するのか、また、初上場となる唯一のマカヒキの産駒、「デロングスターの2024」に手を上げるのか。その一挙手一投足から目が離せない。

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