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【宝塚記念】ソールオリエンス復活へ キタサンブラック産駒2年連続Vなるか

2024年06月18日 17:45

ソールオリエンス(撮影:下野雄規)

 京都競馬場で6月22日(日)に行われる宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)。今年も好メンバーが集まった“春のグランプリ”で、ソールオリエンス(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)がひさびさの白星を狙う。

 同馬は父キタサンブラック、母スキア、母の父Motivatorの血統。20年富士S覇者で、21年・22年のドバイターフ(首G1)でも好走したヴァンドギャルドが半兄にあたる。

 22年11月に東京競馬場でデビュー勝ち。年明け1月の京成杯で早くも重賞初制覇を飾り、続く皐月賞では4角17番手から豪快に差し切って初タイトルを手にした。その後も、日本ダービー2着、セントライト記念2着、菊花賞3着と善戦。暮れの有馬記念は8着で、3歳シーズンを終えた。今年は中山記念から始動して4着に入り、続く大阪杯は7着。今回は1ハロンの距離延長と京都替わりできっかけをつかみ、復活Vを目指す一戦となる。通算成績は9戦3勝(うち重賞1勝)。

 これまで二桁着順こそ無いものの、昨年の皐月賞以降は歯がゆい競馬が続いている。前走の大阪杯も3コーナー手前から早めに進出したが、直線は4番手から伸びきれず後退。ただ、坂上でもしぶとく食い下がっていた。早めの競馬を経験したことと、ひと息入れたことが刺激になれば、前走以上があっていい。

 キタサンブラック産駒の勝利となれば、昨年のイクイノックスに次いで2年連続。父は宝塚記念で16年3着、17年9着と涙を呑んだが、ソールオリエンスも戴冠なるか。

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