9日、中京競馬場で行われた1R・3歳未勝利(牝、ダート1700m)は、赤木高太郎騎手騎乗の7番人気(単勝44.4倍)フィーユ(牝3、栗東・森秀行厩舎)が、中団追走から徐々にポジションを上げて直線に向くと、逃げ込みを図る1番人気ワスレナグサをクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分48秒8(良)。さらに5馬身差の3着には2番人気ベルアミイが入った。
勝ったフィーユは、父ダンスインザダーク、母は98年桜花賞(GI)、秋華賞(GI)、00年エリザベス女王杯(GI)を制したファレノプシス(その父ブライアンズタイム)という血統。デビュー戦の前走(京都・芝1800m)は12着に敗れていたが、ダートに替わって初勝利を挙げた。
なお、ファレノプシスの仔はスパンゴールド(牝、父サンデーサイレンス)、ルアシェイア(牝4、栗東・浜田光正厩舎、父フジキセキ)に続く3頭目の勝ち上がりとなった。