現地時間8日、米・サンタアニタパーク競馬場で行われたサンタアニタオークス(3歳牝、米G1・オールウェザー8.5f、9頭立て)は、C.ナカタニ騎手騎乗の3番人気アリエージュ Ariege(牝3、米・R.フランケル厩舎)が、1番人気ゴールデンドックエー Golden Doc Aに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分42秒73(良)。さらに3.1/4馬身差の3着にはファイナルフライング Final Flingが入った。
勝ったアリエージュは、父Doneraile Court、母Kostroma(その父Caerleon)という血統の米国産馬。10歳上の半兄にJRA3勝のシルクマキシマム(父Storm Cat)がいる。
昨年7月にアイルランド(キラーニー・芝8.5f)で2着に7馬身差をつけデビュー勝ち。3戦した後、現厩舎に移籍し、前走のラハブラS(米G3)はハナ差の2着に惜敗していた。これまでの5戦は全て芝で、今回が初のオールウェザーコースだった。通算成績6戦2勝(重賞1勝)。