現地時間1日、香港・シャティン競馬場で行われた香港マカオT(4歳上、香LG3・芝1400m)に、{horse=1993109763:シンコウフォレスト}産駒のスローワルツ Slow Waltz(セン4、香・J.サイズ厩舎)が、F.コーツィー騎手騎乗の1番人気で出走。2番手から直線で抜け出し、マイチョイス My Choiceの追撃をクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分21秒30(良)。
スローワルツは父シンコウフォレスト、母Tango Music(その父パレスミュージック)という血統の豪州産馬。06年6月に豪州でデビューし、11戦2勝の成績で香港に移籍。移籍後はこれまでに2勝を挙げていた。通算成績20戦5勝(重賞1勝)。
シンコウフォレストは、父Green Desert、母Park Express(その父Ahonoora)という血統の愛国産馬。半弟に昨年のデューハーストS(英G1)、ナショナルS(愛G1)などデビューから5連勝中のニューアプローチ New Approach(牡3、愛・J.ボルジャー厩舎、父Galileo)がいる。現役時代は美浦・栗田博憲厩舎に所属し、98年高松宮記念(GI)など29戦9勝(重賞3勝)の成績を残した。
00年からアイルランドで種牡馬入りし、これまでにクローズトゥーユー Close to You(シャンペンS-英G2)、モスヴェール Moss Vale(グロシェーヌ賞-仏G2)、エレクトリックビート Electric Beat(ゴルデネパイチェ-独G2)、イースタンアピール Eastern Appeal(アサシS-愛G3)など欧州で多くの重賞勝ち馬を輩出している。