シンコウキング産駒がNZダービーを制す

2008年03月01日 23:00

 現地時間1日、ニュージーランドのエラズリー競馬場で行われたニュージーランドダービー(3歳、新G1・芝2400m)は、D.ウォーカー騎手騎乗のシンコウキング産駒・セラゲール C'est La Guerre(セン3、新・K.マイヤーズ厩舎)が、プリンスカープスタット Prince Kaapstadに4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分33秒47(重)。

 勝ったセラゲールは父シンコウキング、母La Magnifique(その父カンパラ)という血統の新国産馬。昨年10月のデビューから2連勝し、今年に入っても芝1400m、芝2100m戦で2勝。古馬相手の前走・セントレジャートライアル(芝2100m)では2着に入っていた。通算成績8戦5勝(重賞1勝)。

 父シンコウキングは父Fairy King、母Rose of Jericho(その父Alleged)という血統の愛国産馬。甥に昨年の高松宮記念(GI)を勝ったスズカフェニックスがいる。94年に美浦・藤沢和雄厩舎からデビューし、97年高松宮杯(GI・芝1200m)など通算27戦8勝(うち海外1戦0勝、重賞1勝)の成績を残した。

 引退後、98年から日本で種牡馬入りし、同年からシャトル種牡馬としてもニュージーランドへ渡る。現在は同国・パクストンパークを拠点として種牡馬生活を送っており、G1馬は03年ニュージーランドオークス(新G1)のブランブルローズ Bramble Rose、07年クイーンズランドオークス(豪G1)のエスキモークイーン Eskimo Queenに続く3頭目となった。

※馬齢は南半球齢で表記

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