15日、中山競馬場で行われたアネモネS(3歳牝OP、芝1600m)は、後藤浩輝騎手騎乗の2番人気
ソーマジック(牝3、美浦・田村康仁厩舎)が、中団追走から直線で鋭く伸び、7番人気
シャランジュに3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分36秒0(稍重)。さらに3/4馬身差の3着には3番人気
メイショウマリアが入り、1番人気
ブーケフレグランスは好位追走も直線で伸びず、9着に敗れた。なお、上位2頭には、4月13日に阪神競馬場で行われる桜花賞(GI)への優先出走権が与えられる。
勝った
ソーマジックは、父シンボリクリスエス、母は伊1000ギニー(伊G2)を制した
スーア(その父Fairy King)という血統。全弟は06年のセレクトセールにて1億円(税抜)で落札されている。昨年11月のデビューから3戦目(中山・ダート1200m)で初勝利。初芝となった前走の春菜賞(500万下、東京・芝1400m)でも馬群を割って鋭い伸び脚を見せ、2連勝を飾っていた。通算成績5戦3勝。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。