【地方競馬】ティントレットが短距離で覚醒!優駿スプリントを制覇

2024年07月10日 21:20

 優駿スプリントを制したティントレットと矢野貴

 「優駿スプリント・S2」(10日、大井)

 3番人気のティントレットが、新天地でクラシックのうっぷんを晴らした。2着に2番人気のギガースが入り、上位2頭に「第31回アフター5スター賞・S3」(9月11日・大井)への優先出走権が与えられた。無傷4連勝で1番人気に支持されたカヌレフレイバーは3着に敗れた。

 東京ダービーしんがり負けからティントレットが鮮やかに羽ばたいた。

 前回の2000メートル戦から一気に800メートルの距離短縮で、キャリア初のスプリント戦。「今回のテーマでしたが、ダービーで初めて乗せてもらった時に“スピードのある馬”という印象でした。スタートは頭ひとつ遅れたけど、二の脚にいいモノがありましたね」と矢野貴はしてやったり。3番手の外から直線入り口で早々と先頭に立つと、スプリント戦線を戦ってきたライバルたちを子ども扱いにした。

 昨年のフジコチャンに続く連覇となった荒山勝師は、これが地方競馬通算900勝(うち重賞31勝)のメモリアル。門別から転入後2連勝。勢いに乗って臨んだクラシックロードははね返されたが、「スタートセンスのいい馬で前から短距離も考えていたけど、一生に一度、クラシックへの夢も捨て切れなかった。新しい一面を見せることができて良かった」とホッとした表情。選択肢を広げた3歳の若きスプリント王。その行く手は視界良好となった。

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