新潟で暑熱対策スタート 森秀師「馬にも人にもいい、夏の間はずっとこれで」

2024年07月28日 06:00

 2歳新馬戦を制した(左から)戸崎圭太騎手、森秀行調教師、エコロアゼル(撮影・園田高夫)

 夏の新潟が27日に開幕。今年から暑熱対策として、初の試みとなる「競走時間帯の拡大」が実施された。1Rの発走が9時35分。5Rが終了する11時40分からは3時間半の休止時間が設けられた。昼休みの間には、パドックをファンに開放する「パドックウォーク」を実施。普段はなかなか入ることができない場所とあって、大勢のファンが列をなした。

 暑熱対策で新潟の発走時間が大幅に変更された。11時35分発走の5R終了後、3時間以上の休みを経て、6Rが15時10分に再開。初となった今回の試みを、現場の関係者はどのように感じたのか。

 17時55分発走の11Rをニシノコニャックで制した菊沢は「みんなが初めての経験ですが、僕はゆっくり休んで、前半の片付けや気持ちを整えていました。いい時間を過ごせたと思います。まだ慣れませんが、ベストを尽くせるように頑張ります」と汗を拭った。また、2、3Rを連勝し、18時25分発走の最終Rまで競馬場に残っていた森秀師は「この時間(18時半頃)になればだいぶ涼しい。馬にも人にもいいと思うし、夏の間はずっとこれでいいのでは」と好意的な意見を寄せていた。

 ◆入場&売り上げ、前年比大幅UP

 長時間に渡っての開催となった開幕日の新潟には、前年比140・8%となる入場人員1万3133人が来場した。一日の売り上げも119億561万9500円で前年比121・1%の大幅増となった。

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