矢作厩舎の4億円馬 ホウオウプロサンゲが自己条件から再出発だ

2024年08月01日 17:30

待望の2勝目を目指すホウオウプロサンゲ(今年3月撮影、ユーザー提供:あすりさん)

 自己条件から再出発だ。4億円馬のホウオウプロサンゲ(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が、土曜札幌8Rの3歳上1勝クラス(芝1800m)で2勝目を狙う。

 ホウオウプロサンゲは父キズナ、母セルキス、母の父Monsunの血統。半兄のヴェロックスは19年の若葉Sの勝ち馬で、牡馬クラシックでも2着、3着、3着と活躍。この血統が評価されて、21年のセレクトセール当歳では4億1000万円(税抜)の高値となった。

 昨年8月の未勝利(小倉芝1800m)で初勝利。しかし、その後は陣営の筋書き通りにいかなかった。アイビーSがダノンエアズロックの2着、若葉Sがミスタージーティーの2着。善戦するものの勝利には手が届かず、前走の皐月賞で11着に敗れると、日本ダービーを諦めてリフレッシュ放牧へ。放牧先から函館に移動して乗り込まれ、今回が4カ月ぶりの復帰戦となる。

 今春にGI出走こそ果たしたが、獲得賞金は取引価格の20分の1にも届いていない。自己条件の今回は負けられない立場。きっちりと勝利をつかみ取り、今後の飛躍につなげてほしい。

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