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【関屋記念】アーリントンC制した3歳牡馬が古馬と初激突 重賞2勝目へ陣営「レースで力を出し切れれば楽しみ」

2024年08月06日 07:00

ディスペランツァは古馬と初対決で重賞Vを狙う

◆第59回関屋記念・G3(8月11日、新潟・芝1600メートル)

 サマーマイルシリーズ第3戦の関屋記念・G3(11日、新潟)で、3歳牡馬のディスペランツァが初対決の古馬の壁を突き破る。今年に入りマイル路線に矛先を向け、2連勝でアーリントンCを制覇し重賞ウィナーの仲間入り。田嶋助手は「古馬が相手でも心配していない。レースで力を出し切れれば楽しみ」と期待を込めた。

 3日には栗東・坂路でケイアイアニラ(4歳3勝クラス)と併せ馬を行った。1週前の週末に負荷をかけ、当該週は微調整にとどめるのが吉岡厩舎のパターン。一杯に追われ51秒3―11秒8と加速ラップを刻み、力強い動きで1馬身先着した。

 前走のNHKマイルCでは、直線で前をカットされる不利を受けて7着。仕切り直しの一戦に向け、同助手は「前走は不完全燃焼。これからというところで不利があった。暑さも大丈夫そう。手前などの関係で左回りは合うはず」と今度こその思いだ。重賞2勝目を目指すルーラーシップ産駒は、秋の飛躍に向けて“再スタート”を白星で決める。(戸田 和彦)

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