現地時間5日、米・アケダクト競馬場で行われたウッドメモリアルS(3歳、米G1・ダート9f、9頭立て)は、E.プラード騎手騎乗の5番人気テイルオブエカティ Tale of Ekati(牡3、米・B.タッグ厩舎)が、1番人気に推されたBCジュヴェナイル(米G1)の覇者ウォーパス War Passに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分52秒35(良)。さらに1.1/4馬身差の3着にはコートヴィジョン Court Visionが入った。
勝ったテイルオブエカティは、父Tale of the Cat、母は日本産馬で愛3戦0勝のSilence Beauty(その父サンデーサイレンス)という血統の米国産馬。祖母がメイプルジンスキー(アラバマSなど米G1・2勝)、伯母にSky Beauty(CCAオークスなど米G1・9勝)という名牝系の出身。
昨年7月のデビュー戦(ベルモントパーク・ダート5.5f)を圧勝し、3戦目のフューチュリティS(米G2・ダート7f)で重賞初制覇。BCジュヴェナイルはウォーパスから17.1/2馬身離された4着に敗れていた。通算成績6戦3勝(重賞2勝)。