【POG】アーモンドアイの近親シホリーンは9月8日中山でデビュー予定(美浦発)

2024年08月31日 12:05

シホリーンの近親アーモンドアイ

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週の新潟2歳Sはトータルクラリティ(牡、池添)が勝利。2着馬の勢いもありましたが、最後はしっかりしのぎ切りましたね。関係者の皆さまおめでとうございます!

 2着はコートアリシアン(牝、伊藤大)。敗れはしましたが、まだまだ伸びしろがありそうな内容でしたね。サートゥルナーリア産駒の重賞初制覇とはなりませんでしたが、こちらも今後が楽しみとなりました。

 25日の札幌芝1800mの新馬戦は2冠牝馬ミッキークイーンの子ミッキーマドンナ(牝、堀)が勝利。ゴール前できっちり差し切りましたね。スケールが大きそうですし、先々が楽しみです。

 25日の新潟芝1800mの新馬戦はゴーソーファー(牝、手塚)が勝利。藤田晋オーナーの馬は2歳世代4頭目の勝ち上がりとなりました。すごいペースですね。この中からまた海外で活躍する馬が出てくるのか、期待したいです。

 24日の札幌ダート1700mの新馬戦はかなりメンバーがそろったと言われたレース。勝ったのはグランジョルノ(牡、高柳瑞)でした。父ゴールドドリームはセリで見ていて出来がいいと感じている種牡馬。強かったですし、ダート路線での活躍が楽しめそうな馬ですね。

 24日の新潟芝1600mの新馬戦を勝ったのはマピュース(牝、和田勇)。直線の伸び脚は良かったですし、まだ余裕があるとのことでした。マインドユアビスケッツ産駒は気持ちが強い馬が多いので、このままテンションが上がらず成長していけば楽しみです。

 来週から秋競馬で中山に競馬が戻ってきます。新馬戦もそこそこメンバーがそろいそうですし、ここから指名馬がデビューしていくという人も多いと思います。

 9月7日の芝2000mの新馬戦を予定しているエオアリイ(牡、田中博、父ドゥラメンテ、母ステラエージェント)はPOG取材時から師の期待が大きかった一頭。血統構成が昨年の菊花賞馬ドゥレッツァと似ている点でも注目ですね。鞍上は戸崎圭。

 9月8日の芝1600mの新馬戦にはシホリーン(牝、武井、父モーリス、母パンデリング)がスタンバイ。祖母がフサイチパンドラなので、アーモンドアイの近親ということになりますね。調教でもいい動きを見せていますし、どんな走りをするのか注目したいです。鞍上はルメール。

 秋華賞馬アヴェンチュラを母に持つナヴィガトーレ(牡、田村、父ロードカナロア)が美浦に帰厩してきました。中山の後半戦でのデビューを目標に調整していくとのことです。(馬サブロー美浦支局・木村)

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