6日、中山競馬場で行われた伏竜S(3歳OP、ダート1800m)は、柴田善臣騎手騎乗の9番人気ナンヨーリバー(牡3、美浦・池上昌弘厩舎)が、スタートから先手を取ると、直線に向いてもしぶとく粘り、2番人気コロナグラフに3/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分53秒0(良)。1番人気ユビキタスは、早めに進出するも前を捕らえきれず、さらに1馬身差の3着に終わった。
勝ったナンヨーリバーは、父スキャン、母シアトルギャル(その父サンデーサイレンス)。伯父に98年天皇賞・秋(GI)を勝ったオフサイドトラップがいる血統。昨年8月のデビューから3戦目(札幌・芝1200m)で初勝利。ダート替わり2戦目となった前走の500万下(中山・ダート1800m)を3馬身差で逃げ切って2勝目を挙げていた。通算成績9戦3勝。