13日、金沢競馬場で行われたスプリングC(4歳上、ダート1900m、1着賞金210万円)は、前野幸一騎手騎乗の6番人気(単勝64.3倍){horse=2000105565:ナムラカイソク}(牡8、金沢・藤木一男厩舎)が、後方追走から徐々に進出すると、直線では内を突いて伸び、9番人気マヤノテンザンに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分06秒0(稍重)。単勝1.0倍の圧倒的1番人気に推されたビッグドンは、さらに3/4馬身差の3着に敗れ、3連単は2,124,140円の波乱となった。
勝ったナムラカイソクは、父ビワタケヒデ、母マリエ(その父グランディ)。おじにナルシスノワール(スプリングS-GIIなど重賞3勝)、テンパイ(プロキオンS-GIII)がいる血統。JRAで4勝を挙げ、その後金沢に移籍。移籍後は昨年のオータムスプリントC(金沢)2着などの活躍を見せており、今回が重賞初制覇となった。通算成績68戦6勝(うちJRA48戦4勝、重賞1勝)。