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【サウジアラビアRC】ブリックスアンドモルタル産駒の連覇なるか 良血アルレッキーノが重賞初制覇狙う

2024年10月01日 18:00

重賞初制覇を目指すアルレッキーノ(今年8月撮影、ユーザー提供:こねこさん)

 今年のオークスを制したチェルヴィニアの半弟となるアルレッキーノ(牡2、美浦・国枝栄厩舎)が、サウジアラビアロイヤルカップ(2歳・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

 アルレッキーノは父ブリックスアンドモルタル、母チェッキーノ、母の父キングカメハメハの血統。母は16年のフローラSの覇者で、オークスはシンハライトの2着だった。そして半姉のチェルヴィニアは今年のオークス馬。半兄のノッキングポイントは昨年の新潟記念を制している。遡れば祖母のハッピーパスは03年の京都牝馬Sの勝ち馬、そして曾祖母は名繁殖牝馬のハッピートレイルズなので、93年のマイルCSなど重賞6勝のシンコウラブリイ、05年のセントライト記念など重賞2勝のキングストレイルなどと同牝系となる。

 圧倒的1番人気に推された6月東京の新馬(芝1800m)はクロワデュノールから2馬身半差の2着だったが、これは結果的に相手が悪かった。続く8月新潟の未勝利(芝1600m)はスローペースの逃げから後続を突き放し、最後は流して7馬身差の圧勝。それでいて勝ち時計の1分33秒3はタイレコードだから、優に重賞級と思わせるパフォーマンスだった。当然、ここでも主役を担える器だ。

 ブリックスアンドモルタル産駒は昨年のサウジアラビアRCのゴンバデカーブースでJRA重賞初制覇を果たした。意外にもその後は未勝利だが、ここで連覇&2頭目の重賞勝ち馬誕生となるか、そういった意味でもアルレッキーノの走りには大いに注目したい。

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