レッドベルオーブ(写真左、(c)netkeiba)
20年デイリー杯2歳Sを制したレッドベルオーブ(牡6、栗東・河嶋宏樹厩舎)が、29日付でJRAの競走馬登録を抹消された。今後は、北海道日高郡新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。
レッドベルオーブは父ディープインパクト、母レッドファンタジア、母の父Unbridled's Songという血統。20年8月に新潟でデビューすると3戦目にデイリー杯2歳Sで重賞初制覇を果たす。暮れの朝日杯FSでGI初挑戦し、惜しくも3着に敗れるも世代トップクラスの実力馬として話題を集めた。直行ローテで挑んだ皐月賞は8着に終わり、レース後に骨折が判明。長期休養を余儀なくされた。
翌年、ケガから復帰を果たすと4戦目の小倉日経OPでキャリア初の逃げの戦法をとりOP勝ち。しかし、その後はスプリント戦やダートにも挑戦するなどしたが結果は振るわず。前走京阪杯13着がラストランとなった。通算成績は25戦3勝(うち重賞1勝)。
(JRAのホームページより)