優勝者決定レースは22時10分… どうして香港で開催された名手の戦いは夜遅いの?

2024年12月05日 11:49

優勝セレモニーが終わったのは22時30分…それでもファンはまだまだたくさんいます(c)netkeiba

 12月4日(水)に香港のハッピーバレー競馬場で開催された「ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ2024」。日本からは川田将雅騎手が参戦するなど世界の名手たちが競ったレースは現地で大きな盛り上がりを見せた。

 だが、一つ疑問が浮かぶ。なぜ「ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ2024」の第1戦は現地時間20時10分、優勝者が決まる第4戦に至っては22時10分と時間が遅いのだろうか。8日(日)に控える香港国際競走は最初のレースとなる香港ヴァーズは現地時間14時10分、メインとなる香港カップでも16時40分だ。どうして「ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ2024」はこんなにも遅いのだろうか。香港ジョッキークラブに聞いてみた。

 返って来た回答はとてもシンプルだった。「開催が水曜日なので働いている方が多く、みなさんに見てもらうため、また楽しんでもらうために夜に設定しているんです」とのこと。当たり前と言えば当たり前だが、ナイター開催でも22時台のレースがない日本にとってこの時間は新鮮だ。

 日本は香港よりも時差が進んでいるため最終レースは日本時間23時10分。日本のファンが目をこすりながらの観戦となった理由は、香港のファンのためだったのだ。そして現地では22時30分にセレモニーが終了した後、22時55分に最終レースが行われたことも付け加えておく。

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