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【阪神JF】ブラウンラチェット 最終リハ文句なし鋭伸 馬体重維持に懸念も手塚師自信「心肺の方はできている」

2024年12月05日 06:00

 文句なしの動きを見せたブラウンラチェット(左)=撮影・持木克友

 「阪神JF・G1」(8日、京都)

 無敗での女王戴冠を狙うアルテミスS覇者ブラウンラチェットは4日、美浦Wで最終リハ。しなやかなフォームで鋭い伸び脚を披露した。関西への輸送を控え、馬体重の維持がポイントとなるものの、現段階では文句なしの態勢を整えた。ダンツエランは栗東CWで活気あふれる走りを見せ、久々のコートアリシアンも美浦Wで切れのあるフットワークを披露した。

 気品すら漂う、しなやかなフォームで美浦Wを鋭伸した。無敗で2歳女王の座を狙うブラウンラチェットは、前を行くオーキッドロマンス(3歳オープン)を3角で早くもロックオン。直線で仕掛けられる僚馬とは対照的に、騎乗した嶋田(レースはルメール)の手綱はピクリとも動かない。残り1Fでスムーズに手前を変えると、最後まで集中力を保ちながら6F83秒6-38秒0-11秒6でフィニッシュした。

 見守った手塚師が「動きは言うことないね」とうなずくと、鞍上も「最後までいい手応え。(手綱を)放せば、まだまだ伸びた」と舌を巻く。続けて、「こういう荒れたチップだと脚を取られるところもあるけど、走りのバランスがいい。乗りやすいし、本当に優等生。ポテンシャルがすごいです」と絶賛した。

 その一方で、懸念材料がないわけではない。先週に計測した馬体重が434キロ。指揮官は「今回は前回(出走時)と同じ馬体重(440キロ)で放牧先から帰ってきたからね。レースではちょっと減るかな」と話す。土曜に関西輸送も控えているが、その上で「心肺の方はできているからね。問題はないよ」と無傷3連勝でのG1制覇に支障はないと見立てた。

 3歳ダート王者フォーエバーヤングを異父兄に持つ良血キズナ産駒。デビュー前から“S級”の評判馬は、新馬戦→アルテミスSを連勝と、ここまでは期待通りの走りを続けている。「前回は内でためる競馬だったが、外を回す形でも大丈夫。アルテミスSよりペースは上がると思うけど、どんな競馬でもできるし、脚は使ってくれる」と頼もしそうに話すトレーナー。輸送をクリアし、名手ルメールにバトンタッチした時、厩舎節目のG1・10勝目が見えてくる。

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