JRA最少体重勝利記録メロディーレーンが電撃引退&繁殖入り 右前脚の深屈腱付近を再度傷める

2024年12月18日 21:56

 メロディーレーン

 JRA最少体重勝利記録(338キロ)を更新するなど、小柄な馬体で人気を集めたメロディーレーン(牝8歳、栗東・森田)が現役を引退し、繁殖入りすることが18日、明らかになった。所属するレックススタッドがホームページで発表した。

 メトロポリタンS7着後は休養しており、放牧先から6日に栗東トレセンに帰厩。昨年3着と好走していた万葉S(1月6日・中京)での復帰に向けて調整していたところ、15日の調教後に右前脚に腫れが見られた。触診による痛みもあったことから、18日にトレセンの診療所でエコー検査を行ったところ、深屈腱付近を再度傷めていたことが判明。関係者間で協議した結果、現役を引退し、北海道新ひだか町の岡田スタッドで繁殖馬となることが決まった。

 同馬は父オルフェーヴル、母メーヴェ(母父モティヴェーター)の間に誕生した鹿毛馬。半弟に21年菊花賞、22年天皇賞・春、宝塚記念などG1・3勝を挙げたタイトルホルダーがいる。

 18年10月に京都で336キロでデビュー(10着)。10戦目に初勝利(340キロ)を挙げた。昇級2戦目に出走した阪神芝2600メートル戦でレコード勝ちし、JRA最少体重勝利記録(338キロ)を更新すると、勢いに乗って牝馬ながら菊花賞に出走してワールドプレミアの5着と好走。長距離戦線を中心に全4勝を挙げるなど、小柄なアイドルホースとしてファンの多い馬だった。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。