アーモンドアイCを快勝したタッチウッド(昨年11月撮影、ユーザー提供:ナオンタスさん)
 
 武豊騎手が
タッチウッド(牡5、栗東・武幸四郎厩舎)で、日経新春杯(4歳上・GII・芝2200m)の25年ぶり4勝目を狙う。
 武豊騎手はこれまで日経新春杯に27回騎乗。6回目の参戦となった97年に
メジロランバダで初制覇を果たすと、そこから98年の
エリモダンディー、00年の
マーベラスタイマーと騎乗機会3連勝を決めた。しかし、21世紀になって以降は未勝利となっている。
 今年のパートナーは
タッチウッドだ。弟の幸四郎調教師が管理する
ドゥラメンテ産駒。キャリア1戦で挑んだ2年前の共同通信杯で2着に健闘。続く皐月賞では武豊騎手が初騎乗して13着に沈んだが、約1年7カ月ぶりの実戦となった前走の
アーモンドアイCで2勝目を手にしている。確かに経験値は低いが、未知の魅力はたっぷりだ。
 武豊騎手は四半世紀ぶりの日経新春杯制覇を果たすとともに、兄弟タッグでは23年エルムSの
セキフウ以来となるJRA重賞4勝目を挙げることができるか。いろいろな意味で、その走りには要注目となる。
【武豊騎手と武幸四郎調教師の兄弟タッグでのJRA重賞制覇】
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セキフウ