今週の日曜日は、中山競馬場で京成杯(GIII・芝2000m)が行われます。
過去10年の京成杯では前走馬体重が450キロから498キロまでの馬が、8勝2着4回3着7回と良績を残しています。京成杯は中山内回りが舞台となります。中山は直線に急坂が待ち受けており馬力が求められます。また、中山内回りではコーナリングの巧さも重要になります。
小柄な馬では馬力が不足し、大型馬では内回りで窮屈な走りになることから、このような傾向になっているのではないでしょうか。ただ、当日の馬体重をレース前に知ることは難しいため、まずは前走の馬体重から京成杯に適した馬であるかどうかを判断するのは良さそうです。前走の馬体重が小さすぎる馬や逆に大きすぎる馬については、本来の力を出し切れない可能性もあるので注意したいところです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
昨年の京成杯では【残った馬】の5番人気
ダノンデサイルと2番人気
アーバンシックでワンツー決着。京成杯と同じ舞台で行われた昨年のホープフルSでは【残った馬】の
クロワデュノールが優勝。そして、2着には【注目の穴馬】として取り上げた6番人気
ジョバンニが入線しています!
今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走馬体重520キロ以上(ただし、前走中山芝2000mで1着の馬は除く)
[0-0-0-8]複勝率0%
該当馬:
ゲルチュタール※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。
上位人気が予想される
ゲルチュタールが該当しました。
過去10年の京成杯で前走馬体重が520キロ以上と大型だった馬は苦戦傾向にあります。過去10年の京成杯では前走馬体重520キロ以上の馬は10頭が出走し2着1回となっています。馬券に絡んだのは22年の
ロジハービン。この馬は前走で中山芝2000mに出走し1着となっており、この舞台に優れた適正があることを証明していました。
該当馬に挙げた
ゲルチュタールの前走馬体重は520キロ。その前走は中山芝2000mの葉牡丹賞で2着。葉牡丹賞は京成杯よりも格下の1勝クラス。そこで勝ち切れていないのはマイナス材料と言えそうです。また、前走は中団から差して2着となっていますが、上位4頭は全て差し馬で展開に恵まれた面も否定はできません。
今回は前走の着順から人気が予想されます。しかし、過去10年で520キロ以上の馬が苦戦していることや、前走のレース内容から強くは推しづらい印象です。配当的に妙味もないのであれば、ここは思い切って本馬を軽視することも考えたいところです。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。