【プロキオンS】定年間近の音無秀孝調教師 2頭出しで28年連続重賞制覇なるか

2025年01月22日 11:45

音無秀孝調教師(撮影:稲葉訓也)

 3月2日のレースを最後に定年となる音無秀孝調教師が、プロキオンステークス(4歳上・GII・ダ1800m)にサンライズジパング(牡4)とサンデーファンデー(牡5)の豪華2頭出しで挑む。

 音無調教師は79年に騎手デビュー。JRA通算で1212戦84勝。85年にはノアノハコブネでオークスを制した。そして95年に厩舎を開業。カンパニーやミッキーアイル、クリソベリルなどの名馬を手掛け、JRAで通算8705戦993勝の成績を残している。

 プロキオンSはサンライズジパングとサンデーファンデーの精鋭2頭出しだ。エース格はサンライズジパングで、ダート馬のレベルが高いと言われる明け4歳世代の強豪。昨年は不来方賞とみやこSを制し、ジャパンダートクラシックで3着、チャンピオンズCでも6着に健闘した。不器用な面は残るものの、得意の左回りなら好勝負確実だ。

 もう1頭のサンデーファンデーは実績こそ見劣るが、勢いに乗っている。オープン昇級後は苦戦する時期もあったが、前々走の師走Sで2着に奮闘すると、前走のベテルギウスSで10カ月ぶりの勝利をゲット。自分のリズムで先行できれば崩れなくなってきた。今回も理想は外枠だが、立ち回り一つで上位に食い込めるだろう。

 音無師にとっては12年連続のJRA重賞制覇、そして地方交流を含めると28年連続の重賞制覇がかかる一戦。残されたチャンスは多くないが、残り7勝としているJRA通算1000勝の大偉業とともに、是非とも達成してほしい。

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