アパレルブランド「CL by C.ルメール」がジャパン・スタッドブック・インターナショナルに寄付金を贈呈

2025年01月28日 09:00

贈呈式の様子(c)netkeiba

 アパレルブランド「CL by C.ルメール」は27日、社台レースホースの東京オフィスにおいて、ジャパン・スタッドブック・インターナショナルに寄付金520,768円(税込)の目録を贈呈した。同ブランドは社台レースホースとのコラボで昨年、名馬ハーツクライに捧げるアイテム4点を発表。その売上の5%を引退競走馬けい養展示への助成を行う同団体に寄付した。

 今回のパートナーシップについて、有限会社社台レースホース代表取締役の吉田哲哉氏は「競馬文化へのリスペクトをファッションライフに託して、独創的な着想に満ちた『CL by C.ルメール』と手を結べたことは、私たちにとって大変うれしいこと。しかも、この活動が引退名馬の余生に寄与するとなれば、誇らしい気持ちにさえなります。ハーツクライの血統は世界で花開いています。同様に今回のプロジェクトが、世界中の競馬ファンのハートに新しい彩りを重ねていくことを願ってやみません」とコメントした。

 ブランド創設者のC.ルメール騎手は「ハーツクライは私に05年の有馬記念で日本で初めてのGI、そしてドバイで記憶に残る勝利をもたらしてくれた。23年に惜しくも亡くなってしまったが、ドウデュースやスワーヴリチャード、リスグラシューなど、次の世代へ素晴らしい才能を繋いでいます。今回、このような機会をいただいた社台レースホースに感謝します」と笑顔を見せた。

 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル理事長の福井紳弥氏は「この度、引退名馬けい養展示事業の活動にご協力いただけることを大変嬉しく思います。本事業の対象馬の中には、18年のJBC スプリントを優勝したグレイスフルリープなど、かつてルメールジョッキーを背に栄光を手に入れた引退名馬が、全国各地にけい養されています。引退名馬の未来が、『CL by C.ルメール』のアイテムのような彩鮮やかなものとなりますように、いただいた寄附金を活用させていただきます」と感謝を口にした。

「CL by C.ルメール」はルメール騎手が立ち上げたアパレルブランド。競馬ファン自らが誇りあるアンバサダーとなり、スタイリッシュにストリートへとび出し、ポジティブなメッセージを世の中に伝えることをコンセプトとしている。

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